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デザイナーという職業Vol.013「デザイン制作に求められる時間が短くなっている現状とは?」

2016年12月6日

time

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時間をかけさせてあげれなくてごめんね
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私がよくスタッフに言う言葉です。

 
 
 
私も広告業界、デザイン制作業界に
入って17年くらいになります。

年々、制作時間が短くなってます。
 
 
 
1日に与えられている時間は全ての人に平等の
24時間です。

それは私が制作業に入った頃も同じだし、
私の親が生まれた時も同じで

これから先も変わらないはず。

ではどうして
制作時間は短くなっているのでしょうか!?
 
 
 
答えは簡単、
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求められる時間が短くなっている
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のです。
 
 
 
そして
それに対応出来るツールが増えたこと。

そこは、
・『対応出来るツールがあるから求められるのか!?』

・『求められるようになったから対応出来るツールできたのか!?』

どちらが先かはわかりませんが、
とにかくスピードを上げないと
現在の制作業ではやっていけません。
 
 
 
・「一週間後にできますか?」

・「可能であれば3日後にデータをいただけますか?」

・「明日までに修正可能でしょうか?」

という
ご要望にお応えする場合もありますが、
逆に自社の優位性として「早く制作物を提出します!」と
こちらから言う場合もあります。
 
 
 
私のように17年やってきた人間であれば
デザイン制作の引き出しの数もそれなりにあります。

でも、
ルーキーにはデザイン制作の引き出しは少ないです。

それは、仕方ありません。
 
 
 
それを分かった上で、「もっと早くできないか!?」と
スタッフに要望を出します。

弊社スタッフは頑張って私の要望(無茶ぶり)に
必死で食らいついてきてくれます。

そしてこの言葉が出ます。
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時間をかけさせてあげれなくてごめんね。
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確かに、私のルーキー時代は
今よりも時間をかけて作っていました。

制作には最低限の作る時間は必要です。

それは、単純に時間がかかるという意味でもそうですが、

・「無駄な時間」
・「悩む時間」
・「回り道する時間」

という、
非効率な時間がデザイナーとして成長していく過程で
必要なんです。

その時間を取れるように、
自社のビジネスの仕組みを考え直さなければと、
日々感じています。
 
 
 
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
 
 
 
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photo-ochi●記事を書いた人/オチ・アキラ
お客様(クライアント企業、店舗)の“デザインを使ってのプロモーション(戦略)”をテーマにホームページや様々な広告物のデザイン制作を多く手がける株式会社KATATI代表