デザイナーという職業Vol.053「“誰もやった事がない大きな挑戦”を伝える事ができるデザインとは?」
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数値化できるものだけが世の中、絶対ではない。
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先日、長くお付き合いをさせて頂いている
弊社のクライアント企業の社長様と会食をさせていただきました。
社長様はブランドバッグなどを扱う
ショップを全国展開されています。
その時の話のテーマに挙がったのが、
「数値化できるものだけが世の中、絶対ではない。」
ということです。
もちろん、社長様は
毎日数字を追いかけるプロです。
全国や海外にも店舗を持ち事業をされています。
その方が言うのです。
「もともと、僕らは何もないところから商売を始めた。」
その時から他者と違うことを
どれだけできるかを考えてきた、との事です。
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人がやっていないこと、
他者や他店がやっていないことを。
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と、なると
その時点で売上を予測(数値化)できる
根拠はありません。
でも、
そのクリエイティブ(創造性)があったからこそ今がある。
と言われました。
私は思い出しました。
4年前の、その社長様のお店の東京進出時のことを。
東京の青山通りの一等地に店舗を出された時のことです。
正直、「マジで!ここに店出すんや!!」と
驚きとワクワクドキドキした時の事を。
下記写真がその青山のお店です。
(弊社が外壁をデザインさせていただきました。)
↓
お客様の“誰もやった事がない大きな挑戦”を表現したいと思い、
インパクトのある神殿をイメージした外装デザインにしました。
そのような“誰もやった事がない大きな挑戦”を
言葉で人に伝えることは大変難しいです。
新幹線がない時代に、
いくら「時速200kmを超える電車が走ります」と
言葉で説明しても伝わらないものです。
そこで、デザイン(ビジュアル表現)の出番です。
時速200kmを超える電車を表現する電車のデザインを作ることで、
初めてその新しい挑戦が人に伝わるのです。
デザインにはそのような役割があります。
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
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