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お母さんはデザイナー第8話「本当に好きなことを仕事にしてほしい」

2017年7月29日

とある案件で久々にスケッチを描きました。

普段は出来るだけ、子供のために
自宅に仕事を持ち込まないようにしているのですが、

複数の案件を並行している時や仕事のボリュームがある時は

息子をお迎えして、
食事を作り、
お風呂に一緒に入って、
寝かせ。。。

そして、食器洗い、洗濯回し。。。

ようやく一通り終わった後に取りかかります。

寝かせている時に、一度寝落ち。。。
というパターンも時には、いや結構あります(笑)

この日は途中まで出来ていたスケッチを再び取りかかり、
気がつけば、朝!でした(笑)

小さい頃から絵を描くことやものを作ることが好きで、
こういったアナログな作業をすると不思議とその頃の感覚がよみがえります。

お仕事は
「お客様の立場に立って、どんなことが有益で、それをどれだけ考え、お約束出来るか」
だと思うので、もちろん自分が楽しむためではありません。

大変なこと、苦労することも多いものです。

でも、携わっているお仕事の中にどれだけ
「心から好きと思えるもの」が占めているのかどうかは、
リタイヤするまで仕事をする膨大な時間のことを考えると、
結構重要なのかなと私は思います。

「人と話すのが好き」
「可愛いものが好き」
「動物が好き」
「子供が好き」
「車が好き」
「海が好き」
「計算が好き」
「お洒落が好き」
「食べるのが好き」

何でもいいと思うのです^^

朝、私の完成したラフスケッチを見て、息子が言いました。

「これは誰が描いたの?お父さん?」

「ううん、お母さんやよ。」

「これをどうするの?」

「お父さんが企画書って言って、
お客様に分かりやすく見てもらうための資料をつくって、
お話するんよ。」

「じゃあ、どれか好きなのを選んでもらうの?」

「そうやね、ここからまた細かくお客様の希望を聞いていくかな〜。」

「そうなんや〜。」

普段からお父さんが息子に絵を描いてあげることも多いからか、
父も母も自然に仕事の話、デザインの話を自宅ですることも多いからか、
息子も絵を描くことや物作りが好きになっています。

これからどんどん好きなものが増えたり、変わったり、変わらなかったり。
色々なものに興味を持って深められるような子に成長して欲しいなと常々思っています。

最後に息子はこう言いました。

「お母さん、デザインじょうずやな〜!」

母、まだまだ精進いたします(笑)