デザイナーという職業Vol.163「デザインの仕事は、理想と現実の相違点を見つける作業です。」
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今、撮影ラフを描いています。
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現在、控えている撮影案件に
フラワーショップさんがあります。
その撮影イメージの手書きラフを
只今描いていました。
本案件は、
イメージ撮影後、その撮影素材を使用し、
パンフレットを作る予定です。
デザインをする上で
一番、難しく、大変な仕事は
理想と現実の相違点を見つける作業です。
この場合の理想とは、
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こんなパンフレットの表紙があれば
おもしろやろな!
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とか、
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こんなパンフレットの表紙になれば
ユーザーさんが手に取ってくれるやろな!
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とか、
言葉にすると
・インパクト
・驚き(サプライズ)
・いい意味での裏切り
そんな感じです。
現実とは、お客様が日常扱っている
実際の商品やサービスの事になります。
商品やサービスとは、
ご購入頂くユーザーさんの事をきっちり考えた
ものですよね。
驚きやインパクト重視で
商品やサービスは作られていません。
例えば、「どうしても、たこ焼きが食べたい!」と思い
たこ焼きを買ったお店のたこ焼きの中に「蛸」ではなく、
「鯖」が入っていたらどうでしょうか?
インパクトはありますが、
商品として、サービスとしては「?」です。
お客さんの事を無視した変なお店ですよね。
つまり、デザインの仕事って極論ですが
この相反する二つの相違点を見つけ、うまくその二つをつなぎ合わせて
視覚化する作業だと考えています。
ただ、ただ、
商品を綺麗に撮るだけの撮影じゃデザイン(クリエイティブ)ではない。
それじゃ、想像以上の結果、成果が生まれないですね。
デザイン制作は、想像を超える発見や驚き(イノベーション)を
発信するためにあると考えています。
下記が今実際に書いている手書きラフになります
(ご参考になれば嬉しいです!)
↓
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
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※関連記事
↓
Vol.069「心に刺さるイメージ写真を撮影したい!(その1)」
Vol.070「心に刺さるイメージ写真を撮影したい!(その2)」
Vol.098「事業の目指す5年後を明確化することができるデザインとは?」
Vol.113「心に刺さるイメージ写真の撮影をしたい!(その3)」
Vol.126「イノベーションを起こせる会社とは!?」
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↑弊社主催の「子供のデザイン教育のきっかけを作る」ワークショップです。
ご興味のある方は是非ご参加くださいませm(_ _)m
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●会場/船場センタービル3号館1階の北側エリア
●日程/
・2017年6月24日(土)
・2017年7月1日(土)
●時間/10時〜18時
●内容/
子供たちが自分の名刺をプロのデザイナーと
一緒に作るワークショップ
(その他、遊べる企画あり)
●参加費/500円(お一人様一回)
●Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/qr/436321963406483
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