デザイナーという職業Vol.152「デザイン力が向上するデッサン力とは?」
ーーーーーーーーーーーーー
グラフィックデザイナーの
手書きラフスケッチと
デッサンは似ている。
ーーーーーーーーーーーーー
弊社はグラフィックデザイン制作会社です。
弊社では、
PC(Mac)でデザイン制作する前に
手書きでのラフスケッチを書く工程があります。
※関連記事
↓
Vol.087「時間を無駄にしないで作る!デザイン制作とは?」
只今、弊社を紹介するタブロイド版の
会社案内を作成中です。
ちょうどいい参考の手書きラフがあるので。
一枚パシャ!
↓
どこが、デッサンと似ているかというと、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「木を見て、森を見ず」では、絶対にダメ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という所です。
手書きのラフスケッチも
デッサンと一緒で部分的に細く書いていくと、、、
ーーーーーーーーーーーーー
●「あれ!?全部入らない」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●「あれ!?なんか情報ビッシリで見にくい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
などになり、
ラフスケッチをやり直す羽目になります。
デッサンもそうですよね。
捉えた構図から、モチーフの全体を把握するように
薄いタッチの線で印を付けていきます。
例えは、ダビデ像石膏の顔のアップをデッサンするとします。
ーーーーーーーーーー
●頭のてっぺんはここ!
ーーーーーーーーーー
●鼻先はここ!
ーーーーーーーーーー
●顎の先はここ!
ーーーーーーーーーー
と、印のラインを入れていきます。
それと同じような事がデザイン制作にもあります。
それが、とても重要なんです。
デザイン制作は
クライアントや関わっている方に理想の最終形イメージを
見せていくことが大切です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
デザインはコニュニケーションです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ですので、
一つ一つ周りを説得していく作業が必要です。
呼び方に違いはありますが、
各カテゴリーのクリエイティブには最終形をイメージさせる
ものがあるんです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●プロダクトデザイン関係では、「モックアップ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●映像関係では、「絵コンテ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●建築関係では、「模型」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●ソフトやゲーム関係では、「デモ版」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そして、グラフィックデザイナーは
「手書きのラフスケッチ」というわけです。
弊社での「手書きラフスケッチ」作成のルールとして
原寸の大きさのラフスケッチを書くというのがあります。
A3のチラシならA3サイズのコピー用紙に書きます。
タブロイド版ならコピー用紙を張り合わせて、そこに書きます。
原寸で描くことで
その告知ツールを見た人間のリアルな感覚や感情に近づきたい
という意図があります。
上記のラフスケッチ画像よりも少し情報のイメージを足したものが下記です。
ご参考になれば嬉しいです。
パシャ!
↓
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
========================
※関連記事
↓
Vol.072「デザイン制作する時間が欲しい!」
Vol.075「作り方が知りたい!デザイン制作の考え方」
Vol.087「時間を無駄にしないで作る!デザイン制作とは?」
========================
↑弊社主催の「子供のデザイン教育のきっかけを作る」ワークショップです。
ご興味のある方は是非ご参加くださいませm(_ _)m
===================
●会場/船場センタービル3号館1階の北側エリア
●日程/
・2017年6月24日(土)
・2017年7月1日(土)
●時間/10時〜18時
●内容/
子供たちが自分の名刺をプロのデザイナーと
一緒に作るワークショップ
(その他、遊べる企画あり)
●参加費/500円(お一人様一回)
===================