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デザイナーという職業Vol.123「クリエイターのよく分からない肩書きってどういう役割?(その2)」

2017年3月26日


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よく耳にしますが、
ディレクターって、何をする人ですか!?

正直よくわかっていません。
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そういう方は多いと思います。

クリエイターの肩書きって
正直どういう役割かわからないですよね?

本記事は、以前に書いた下記記事の続きになります。

Vol.120「クリエイターのよく分からない肩書きってどういう役割?
 
 
 
本記事では、
「ディレクター(クリエイティブディレクター)」について
詳しくご説明させて頂きます。

一言で分かりやすく言うと
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ディレクター=「監督」
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になります。
 
 
 
映画でいうなら、
監督のような全制作の責任者です。

プロデューサーがお仕事を受注し、
適任のディレクター(監督)を選び
案件の制作を進めていきます。

実際の作業としては主に
「企画・構成」と「ディレクション(監督業)」。

例えば、
ホームページ制作の案件があるとします。

企画・構成とは、
そのサイトをどのような内容で
どのようなデザインで制作していくのかのプラン(企画)を作ること。

その後、お客様の了承を得て、
その企画やデザインに向いているメンバーを集め
実際に作っていくという作業を管理するのが監督業になります。

※考えられるメンバー
フォトグラファー
デザイナー
ライター
プログラマー
など

そして、
メンバーと打ち合わせを繰り返し、
デザインクオリティや納期や予算面を考えて
制作全体を進行していくのがディレクターの役割です。

例えば、
撮影現場では、全ての決定権を持っています。
ディレクターがOKを出すまで撮影は終われません。

そのような存在です。
 
 
 
ここからは、デザイン制作会社の経営の話になりますが
ディレクターがいっぱいいれば、仕事が回るという現状があります。

極端な話、
デザインはアウトドソーシングするという事も可能です。

ただ、このディレクター職を
制作業界以外の業種から引っ張ってきても
できるものではありません。

やはり、
デザイナーを経験し、制作業の事をわかっていないと
各専門分野のパートナーさんに的確な指示を出すことができません。
 
 
 
先日、
大きな建設工事に関わる企業様と
「採用のプロジェクト」の件でお打ち合わせをさせて頂きました。

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現場監督10人いれば
もっと仕事を受注できるんですが、、、
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だから、
監督業希望の人材を採用したいとのことでした。

なるほど、どこも一緒なんですね。
と私は思いました。

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どの業界も監督できる人材がはほしい
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弊社にもスタッフがいますが
現在はデザイナーとして教育をしていますが、
将来はディレクターになるように育てています。
 
 
 
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ

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Vol.120「クリエイターのよく分からない肩書きってどういう役割?
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photo-ochi●記事を書いた人/オチ・アキラ
お客様(クライアント企業、店舗)の“デザインを使ってのプロモーション(戦略)”をテーマにホームページや様々な広告物のデザイン制作を多く手がける株式会社KATATI代表