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デザイナーという職業Vol.026「デザイナーの性質に向いている小売事業の考え方とは?」

2016年12月19日

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デザイナーの小売事業
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デザイナーがデザインの受注仕事以外で
小売業をされているケースっていうのが昔よりも
多いような気がします。

 
 
 
この記事で言う小売業とは、

デザイナーの商品開発により作った
既製品販売の事とします。
 
 
 
例えば、

・インテリアデザイナーが作った家具や、

・グラフィックデザイナーによるノートや手帳などのスーテショリーなど

・その他、デザインTシャツなど。
 
 
 
本業の受注仕事でのフルオーダーでの
デザインサービスではなく、

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既製品のデザイン商品
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です。
 
 
 
弊社も2年前から
「あいうえお表」などの販売を始めています。
です。
 
 
 
デザイナーの
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小売業進出の心理とは一体何んでしょうか?
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理由は様々ですし、
もちろん、一つではありません。

ただ、私自身もそうですが、
一番の理由はコレだと感じています。
 
 
 
・「自分たちが良いと思うものを作りたい!」

・「自分たちが良いと思うものは売れるはず!」

という、
作り手の思いがいっぱい詰まった
デザイナー、クリエイター特有の自己表現が
動機となっているのではないでしょうか?
 
 
 
その心理の裏にあるのは

いつも、クライアントからの受注仕事で
「自分たちの本当に作りたいものが作れいていない!」

という仕事上でののフラストレーションを
解消するための行動心理です。
 
 
 
そして、
クリエイター仲間が集まり作り始める、

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でも、なかなか進まない。
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ここで、ある真実に直面するのです。
 
 
 
受注でなければ、“動けない体、心”に
なっていることに気づくのです。

いや気づかされるのです。
 
 
 
という理由から、
頓挫するケースも多いです。

実際、私もこのような事を何度も経験済みです。
 
 
 
という風になかなか難しい。

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どうして??
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その理由は簡単です!
 
 
 
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「自分たちの作りたいもの」なんてそもそも無い
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ということです。

あるかもしれませんが、
動機としてはパワーが小さい。

もともと「自分たちの作りたいもの」のパワーの大きい人は
もう作っています。

誰に何を言われようが、作り続けています。
 
 
 
だから、こう考えればいいです。

・「●●さんが欲しいものを作る。」

・「●●さんみたいな人たちがあったら助かるものを作る。」

・「●●さんみたいな人たちから大変感謝される。」
 
 
 
そう、誰か人のために作るんです。

私たちデザイナーにはこれしかありません!

相手を考えて作ることしか、、、、。

※下記は弊社の小売業の商品になります。

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本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
 
 
 
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Vol.072「デザイン制作する時間が欲しい!
Vol.075「作り方が知りたい!デザイン制作の考え方
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photo-ochi●記事を書いた人/オチ・アキラ
お客様(クライアント企業、店舗)の“デザインを使ってのプロモーション(戦略)”をテーマにホームページや様々な広告物のデザイン制作を多く手がける株式会社KATATI代表