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Vol.212「広告やプロモーションを整理したいあなたへ!“入り口”と“出口”の法則」

2018年1月13日

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広告やプロモーションを整理したいあなたへ!
“入り口”と“出口”の法則
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あなたの商品やサービスの
入り口と出口は何ですか?

は??

何言ってんの?

と、思われた方もと思います。
 
 
 
わかりやすく言うと
「入り口」とは、あなたの商品やサービスへ
新規のお客様を集客するための「動機」です。

飲食店に例えるなら、
初めてのお客さんの入店理由です。

・よく通る道にあって便利だから
・他店よりも安いから
・さっと行ってさっと食べられるから(スピーディーだから)
・お店がオシャレだから

そのように、
新規で来店される方には動機が必ずあります。

「あなたはなぜ?このお店に入ったの?」
それを“入り口”と呼びます。

それは、飲食店だけでなく、
お客様はどのような理由であなたの商品やサービスを
購入したのですか?

という部分です。
 
 
 
それでは、「出口」とは何?

“出口”は“入り口”とは違い
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あなたの商品やサービスの本質
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になります。

あなたの商品やサービスは
お客様に何を提供できるのか?

何をご提供してお客様に喜んで頂いているのか?

という本質的な部分です。

商品やサービスの【理念】のようなものです。
 
 
 
この「入り口」と「出口」をわかりやすく
架空の整骨院「あいうえお院」で例えてみます。

「ぎっくり腰なら、あいうえお院へ!」

という、キャッチコピーで新規の集客をしている
整骨院「あいうえお院」の「入り口」はこれになります。

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ぎっくり腰のお悩みにおこたえします!
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そのように、
「入り口」はお客様のお悩みに訴求する事が
基本です。

新規集客が簡単にできる方法論の一つです。
 
 
 
では、「出口」は?

この場合の入り口は「ぎっくり腰の悩み」です。

それなら、ぎっくり腰が治ったら
「ありがとうございました!さようなら〜」に
なりますよね。

せっかく、
「あいうえお院」を信用して頂いたお客様が
単発で「さようなら〜」は、もったいない。

ビジネス的にみても大きなロスです。

だから、「ぎっくり腰の悩み」から入って
出て行く時にはお客様に【新しい提案】を
しなければなりません。

その【新しい提案】が
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あなたの商品やサービスの本質
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になります。

たとえば、
この架空の「あいうえお院」の「出口」
(あなたの商品やサービスの本質)が、

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お客様の運動年齢を上げる
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というものだとします。

・運動好きな40代50代に向けての体のケア
・60代になってもフルマラソンを走りたい方へのケア

例えば、
上記のようなサービスを長期的に行うことが
「出口」であれば、

しっかり、
お客様が出て行く前にプレゼンテーションを
しなければいけません。
 
 
 
難しいそう。。。

大変。。。

と思われた方、大丈夫です!

そのハードルは決して高くありません。

理由は、「あいうえお院」の施術に信用があるからです。

ぎっくり腰が良くなったという結果が出ていれば
話が早いんです。

単純に、お客様が必要か必要でないかの決断を
して頂くだけです。
 
 
 
このような順序で、プロモーションをする事は
大変重要です。

ビジネス的には
「フロントエンド」「バックエンド」商品と言いますが、
私は伝わりやすいように、

「入り口」と「出口」という言い方をしています。

理由は、
お客様の心理や動きを基準にした方が、
商品やサービスのポジションを
明確にすることができるからです。

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「入り口」はお客様の悩みに訴求し、
「出口」は商品やサービスの本質(理念)を
ご提案する。
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そのような「入り口」と「出口」へのプレゼンテーションの演出方法を
私たちのような、デザイン制作会社はお手伝いをさせて
頂いております。

・院長ががプレゼンしやすい案内ツールをデザイン制作する
・ビフォアー、アフターが入ったホームページをデザイン制作する
・ビフォアー、アフター動画をデザイン制作する
etc

などの
オンラインのホームページや
オフラインの印刷ツールなどから

効果が高いと予測する媒体をコーディネートし、
デザイン制作させて頂いております。
 
 
 
この流れで
弊社のデザイン制作の事例をご紹介させて頂きます。

「入り口」の制作事例になります。

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●クライアント様の業種/不動産会社
●商品、サービス/賃貸の仲介
●ターゲット/転勤者ファミリー層(関東から大阪へ)
●制作内容/ホームページ(ランディングページ)
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ターゲットを転勤者ファミリー層(関東から大阪へ)へ
絞りました。

私は、「入り口」をこのように設定させて頂きました。

それは、
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大阪へ住む事への不安
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です。
 
 
 
そして、その不安を大きく三つに絞りました。

●1)大阪に対する不安(大阪は怖い街)
●2)子育てへの不安(大阪は、人がキツいイメージ)
●3)通勤への不安(大阪への土地勘がわからない)

上記三つをキーポイントに
ホームページ(集客用のランディングページ)
1ページを企画、デザイン制作させて頂きました。

↑弊社で企画デザイン制作させて頂いた大阪転勤者向け不動産賃貸ランディングページ(一部画像)

↑上記ランディングページのお客様の悩みに回答する箇所の画像になります

↑上記ランディングページの資料請求箇所の画像になります

結果、公開後半年から1年ほどかかりましたが、
繁忙期には1日3〜4件の資料請求が
届くようになりました。
 
 
 
このクライアント様の

「出口」(商品やサービスの本質)は、
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お客様に安心で幸せな北摂地域の暮らしを
提供する
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
です。

「入り口」は不安(大阪で暮らす事への不安)に訴求し、
「出口」は、お客様に安心で幸せな北摂地域の暮らしを
提供するという流れです。

いきなり、
「出口」が頭にくるよりも
お客様に伝わりやすい順序です。

・1)まずはお客様の話を聞く。

・2)お客様の悩みを聞き、悩みによりそいます。(共感する)

・3)解決策をご提案する

このようにまとめてみると
それが、ごくごく当たり前の“接客の基本”
というのがわかりますね。

皆さんもいかがでしょうか?

自社の商品やサービスが売り手思考の
広告やプロモーションになっていませんでしょうか?

今一度、お客様の“気持ち”をベースに
整理されてみてはいかがでしょうか?
 
 
 
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ
 
 

photo-ochi●記事を書いた人/オチ・アキラ(ご相談はお気軽にコチラ→オチFacebook
“お客様の事業に貢献するデザイン”をテーマに「ホームページ」や「店舗・オフィスの内装デザイン」、「会社案内等の印刷ツール」を制作するデザイン制作会社株式会社KATATI代表

 

【株式会社KATATI 代表オチ・アキラによる動画チャンネル】中小企業経営者様に向けた“事業の次のステージに行くためのデザイン戦略”の活用術をお話しています。ご興味がありましたらご覧ください!


 
 
 

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