BLOG

デザイナーという職業Vol.120「クリエイターのよく分からない肩書きってどういう役割?」

2017年3月23日


ーーーーーーーーーーーーーーーー
どうして!?
こんなにもよく分からない
肩書きが多いの?
ーーーーーーーーーーーーーーーー
デザイン関係の方との名刺交換で
こう思うったことはありませんか?

デザイナーなら、
肩書き「デザイナー」だけでいいんじゃない?

どうして、
「クリエイティブディレクター」
「アートディレクター」
「デザイナー」
「オペレーター」

など、いろいろな呼び名があるの?
と、思ったことはありませんか?
 
 
 
上記のような、
クリエイターに抱いている謎の部分を
面白おかしく遊んでいるのがロバート秋山さんのコントシリーズ
「クリエイターズファイル」のような気がします。

このコントには、
変なクリエターの肩書きがいっぱい出てきます。
もう、“肩書きオチ”と言ってもいいくらいです。

「クリエイターズファイル」に関しては以前にブログで書きました。

Vol.091「ロバート秋山さんのクリエイターズ・ファイル
 
 
 
話を本題に戻します。
ーーーーーーーーーーーーー
どうして?
こんなにもよく分からない
肩書きが多いの?
ーーーーーーーーーーーーー
という問いにお答えします。

きっちり、ご説明すれば、
「あ、そういうことだったのか。」とご理解して頂けるはずです。

わかりやすく言うと、
ーーーーーーーーーーーーー
モノを0から作るのに
これだけ多くの役割(担当)が必要
ーーーーーーーーーーーーー
ということです。
 
 
 
案件の進行を事例としてご説明させて頂きます。

例えば、
ホームページ制作があるとします。

そのホームページ制作の案件は、
企画から、アップロードの納品まで全て
行うサイト制作の案件とします。

更に「撮影」も行うという
大掛かりなサイト制作案件です。

この場合、役割は下記になります。

==============
プロデューサー
ーーーーーーーーーーーーーー
クリエイティブディレクター
ーーーーーーーーーーーーーー
アートディレクター
ーーーーーーーーーーーーーー
デザイナー
ーーーーーーーーーーーーーー
フォトグラファー
ーーーーーーーーーーーーーー
プログラマー
==============
大きく分けて6つの役割があります。

※わかりやすく説明するために、
あえて業種を分けています。
(実際は各担当者が兼任する場合も多いです。)
 
 
 
本記事では、「プロデューサー」について
詳しくご説明してきます。

一言で分かりやすく言うと
ーーーーーーーーーーーーー
プロデューサー=「営業」
ーーーーーーーーーーーーー
になります。

お客様にサイト制作のご提案をし、
制作費を含めて案件として
成立させていく役割になります。

お仕事がスタートすれば、
制作スタッフに進行を任せます。

もちろん例外はありますが、
プロデューサーが実質の制作に関わることは
ほとんどありません。

お客様(クライアント)の気になる箇所や
ご要望を把握し、
現場制作スタッフに意向を伝える役割です。

お客様(クライアント)と制作サイドを繋ぐ役割であり
お客様(クライアント)の通訳的なポジションになります。

分かりやすく、
撮影現場での役割でご説明すると、
ーーーーーーーーーーーーーー
常に、お客様の横で
笑顔で接客対応する人
ーーーーーーーーーーーーーー
になります。

制作サイドの立場ではなく、どちらかというと
お客様(クライアント)サイド寄りのポジションを取る人です。

ですので、
服装はスーツやジャケットと言った
お客様(クライアント)に近い服装になることが多いです。

実質的な制作(クリエイティブ)に関与することは
ありませんが、
この「プロデューサー」がいることで
お客様(クライアント)が安心します。

結果、
案件がスムーズに進む最も重要な役割と言えます。

次の機会は、
その制作サイド側でこの「プロデューサー」と
一番接触が多い「ディレクター」(クリエイティブディレクター)の
ご紹介をさせて頂きます。
 
 
 
本日も私のブログを読んで頂きありがとうございますm(_ _)m
KATATI, Inc.
代表 オチ・アキラ

========================
※関連記事

Vol.123「クリエイターのよく分からない肩書きってどういう役割?(その2/ディレクター篇)
========================


あなたのデザイン制作物を見せて頂き、デザインのプロの視点からご意見・アドバイスさせて頂きます。
(無料相談)

 

photo-ochi●記事を書いた人/オチ・アキラ
お客様(クライアント企業、店舗)の“デザインを使ってのプロモーション(戦略)”をテーマにホームページや様々な広告物のデザイン制作を多く手がける株式会社KATATI代表